シオヤプロジェクトの企画する
「まちのかたち|キオクノキロク」シリーズの
まちをつかう まちをあそぶ make space use spaceの
告知パンフレットのデザインを担当しました。

かけがえのないものが
音も立てずにまちから消えていく。
なにげないものが愛おしい。
そういうものを
かたちにしておきたい。

MAKE SPACE USE SPACE。これはサッカーの基本の教えである。
パスの出しどころや走る場所がなくて、プレーが止まってしまう前に、
自分から動いてフリーな場所を作る、その場所を使えという言葉だ。

この言葉は、まちをつかった活動にも通じる。

まちが見逃し、ひとが見過ごすような場所を再発見し、
自分から動いて仕掛けたり、使い倒したり、掘ったりいじったり、
あるいはあえて自分は動かずに
それまでひとやまちが気づかなかったような場所や隙間、瞬間を捉える。

まちをつかって、活動する人たちを集めた。
その手法をより共有しやすくするために聞き手も集めた。
この活動のあれこれは
「どんなまちでも代替可能なもの」である。
この2日間で出てくる様々な遊びが、そのことを教えてくれるはずだ。
どんなまちでも始められる遊びを提案する。

  • Photo:オカダキサラ
  • Design:4S DESIGN
  • Planning:シオヤプロジェクト