デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が
発行する季刊誌 KIITO NEWSLETTER Vol.032のデザインを担当いたしました。

今回の特集は「90年前のモノ語り-生糸検査所時代からKIITOへ」です。今から約90年前、生糸検査所としての役割を担っていたKIITOの建物の中には、当時使われていた検査機器の数々や検査所職員たちとともに過ごしていた家具が今もの残っています。それらの家具の修理を行い、カフェやライブラリなど館内各所で利活用しています。昨年2020年秋から2021年頭にかけて、これまで修理が出来ていなかった家具10点を、家具デザイナーの山極博史さん、杉島郁子さん(うたたね)に修理とメンテナンスをお願いしたところ、修理過程で検査所時代の様子を垣間見る歴史のかけらが見つかりました。特集では、修理の過程で発見された家具たちの歴史を写真とともにご紹介しています。
《特集》
「90年前のモノ語り-生糸検査所時代からKIITOへ」
《連載》
神戸ぐらしはじめました。:中通寛記さん(野菜基地建築家)、美咲さん(料理研究家)/○○さんの神戸めし:近藤のぞみさん/世界のデザイン都市ガイド:旭川

  • Photo:坂下丈太郎
  • Editing:竹内厚[Re:S]
  • Design:藤原幸司
  • Client:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)